MK-770は、本体を対象设备に向けるだけで、瞬时に気体漏れ箇所やコロナ放電箇所を特定する検知器です。また、本器は、遠く離れた(10~20m※)箇所も正確に特定することができます。
※検知可能距离は気体の种类、漏れ量や放电电荷量によります。
【気体漏れ検知】
製造所では、圧缩空気、燃料ガスなど様々な気体を个别の工场や设备に行きわたらせる配管が多数敷设されています。これらの配管は、経年や腐食、减肉などにより贯通孔が生じ、内部気体が漏えいすることがあります。
これまで気体漏洩の点検确认は、音を闻く、石鹸水をかけるなど人の五感に頼る手间のかかる作业でした。さらに架空配管の気体漏れ探査においては、足场を组んだり高所作业车を用いたりする点検作业が必要でした。
【コロナ放电検知】
高圧受変电电设备では、経年劣化などにより絶縁状态が悪化します。劣化が进行し絶縁破壊を起こすと重大なトラブルが発生するリスクが高まります。絶縁破壊の初期症状であるコロナ放电を検知することで、设备停止や工场火灾を未然に防ぐことができます。
惭碍-770は、复数の超音波センサーを平板状に并べ、超音波のわずかな到达时间差を演算処理することで、気体漏れ箇所またはコロナ放电箇所の方位を特定します。超音波センサーと同一面に设置した高解像可视カメラの画像と重ね合わせることで漏れ箇所またはコロナ放电箇所をディスプレイに表示します。
さらに、感度调整を自动化し、独自のアルゴリズムでノイズ(ちらつき)を制御する机能があります。また、特许技术でセンサー数を最小限に抑えることで本体の小型軽量化を実现しました。
【気体漏れ検知】
漏れ検知では音圧値(超音波の強さ)を用い漏れ量や損失コストを算出し表示します。採用した超音波センサーは可聴音の影響を受けないセンサーを選定していることから騒音环境下でも気体漏れ検知が可能です。
【コロナ放电検知】
絶縁劣化时の放电の际に発生する超音波を検知し、コロナ放电特有の周期成分(电源周波数の2倍周期)の强さで絶縁劣化の有无を判定します。
【気体漏れ検知】
?配管の贯通孔からの気体漏れ
?フランジ部からの気体漏れ
?継手部からの気体漏れ
?溶接不良による気体漏れ
?ホース亀裂からの気体漏れ
?真空引き配管の気体吸い込み
【コロナ放电検知】
?配电盘内の絶縁不良
?碍子の絶縁不良
?変圧器の絶縁不良
?断路器スイッチ部の絶縁不良
?高圧ケーブル端末部の絶縁不良
※エア、蒸気、窒素、アルゴン等、気体の种类は问わず検出できます。
※漏れまたは放电电荷量が极少量の场合は検出できない场合もあります。