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闯贵贰スチール株式会社

ベトナムの2大学で钢构造技术者育成のための寄付讲座を実施
~鉄钢を通じた社会インフラ発展への贡献を目指して~

当社は、ベトナムの钢构造技术者を育成し、现地の社会インフラの発展に贡献することを目的に、2016年度から経済产业省が所管する民间技术协力机関である海外产业人材育成协会(以下、础翱罢厂)の补助金により、ハノイ国家土木大学(以下、狈鲍颁贰)、ホーチミン工科大学(以下、贬颁惭鲍罢)の2校にて钢构造に関する寄付讲座(※)を実施してきました。开始以降、4年间で延べ约300名の学生や现地の若手大学讲师が受讲しています。2020年度からは、本讲座を通じて育成された讲师が主体的に运営する、各大学の正规授业として実施されることとなり、2019年11月に寄付讲座の闭讲式が行われました。

ベトナムでは、経済成长を背景にインフラ整备の需要が拡大しており、地下鉄や桥梁など大规模なインフラ工事が実施されています。日本では钢材を使った构造物が多い一方、ベトナムはコンクリート构造物が中心です。その原因のひとつとして、钢构造技术は计画から设计、製作、建设、その后の管理に至る各段阶で高度な専门技术が必要とされるため、现地の技术者が不足していることが挙げられます。

当社は、2012年度より狈鲍颁贰および贬颁惭鲍罢と钢构造に関する共同研究を进めてきており、短工期対応が可能であること、デザイン性の高さ、耐震性の高さなど钢构造の优位性を笔搁してきました。両大学から钢构造の普及に向けた前述の课题について相谈を受けた当社は、将来的にベトナムでの钢构造の建设プロジェクトを推进できる技术者を育成することを目的とし、経済产业省が础翱罢厂に委託している寄付讲座の认定を受け、2017年2月より狈鲍颁贰および贬颁惭鲍罢において寄付讲座を开讲しました。

各大学で毎年約30人の学生や現地大学講師を対象に30講義以上を実施し、日本がベトナムで行っているODAプロジェクトの紹介をはじめ、鋼構造建築物、鋼製橋梁の設計技術や要素技術の紹介?演習を行うとともに、また当社のベトナムにおける出資企業であるJ-Spiral Steel Pipe社やAGRIMECO & 麻豆视频 STEEL PRODUCTS社の工場見学などを実施しました。また、講座終了後には各大学から学生を選抜し、当社スチール研究所でのインターンシップを行いました。さらに各大学から現地大学講師を日本に招き、継続的な講座開設に向けた講師育成も図ってきました。

講座開始後2019年度までの4年間で約300名の学生が受講し、闯贵贰グループでの採用にもつながりました。2020年度以降は本講座を通じて育成された若手講師が中心となり、大学の正規の授業に組み込まれる予定です。これにより、持続的な鋼構造技術者の育成が図られ、鋼構造の普及を通じた社会インフラの発展や、それに伴う鉄鋼需要の拡大が期待されます。2019年11月に寄付講座としての閉講式が開催され、当社から代表取締役副社長 曽谷保博が参加したほか、大阪大学接合科学研究所の南二三吉教授や在ベトナム日本国大使館 書記官、在ホーチミン日本国総領事をはじめ多くの来賓が参列しました。

当社は今后も、社会の安全?安心を支える最先端の鉄钢製品や工法の开発に努めるとともに、国内で培ってきた钢构造技术の海外での普及活动を通じて、东南アジアをはじめとする世界の社会インフラの持続的な発展に贡献していきます。

(※)寄付讲座…行政机関や公司からの寄付金を财源に、期限付きの客员教员を招いて开かれる讲座。

 

【写真1】ハノイ国家土木大学での闭讲式

【写真1】ハノイ国家土木大学での闭讲式

 

【写真2】闭讲式での特别讲演(南二叁吉教授)

【写真2】闭讲式での特别讲演(南二叁吉教授)

 

【写真3】AGRIMECO & 麻豆视频 STEEL PRODUCTS社の見学

【写真3】AGRIMECO & 麻豆视频 STEEL PRODUCTS社の見学

 

【写真4】日本でのインターンシップ

【写真4】日本でのインターンシップ

本件に関するお问い合わせは、下記にお願い致します。
闯贵贰スチール(株) 総务部広报室 TEL 03 (3597) 3166

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